カストロールEDGE RSってどんなオイル? 2000㎞の検証した結果を解説

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オイル交換の度に、車が好きなユーザー様は
少しでも安価で性能の良いオイルを車に入れてあげたいですよね。

そこで気になるのが、Amazonやヤフーショッピングで安価に販売されている高粘度レーシングオイル
カストロールEDGE RSです。
特にAmazonでは、かなり安価な価格で販売されております。

Amazonでこのエンジンオイルを見つけた方の中では
「カストロールEDGE RSってどんなオイルなの?」

「価格以上の性能を持つエンジンオイルなのか?」
と疑問を持っている方も多いかと思います。

そこで、この記事ではカストロール EDGE RSを
3カ月 距離にして約2000㎞使用してみたフィーリングを紹介します。

読者様のエンジンオイル選びの参考になれば嬉しいです。

カストロール EDGE RSってどんなオイル?

Castrol 公式HPより引用

カストロール EDGE RSは
イギリスで創設され、100年以上の歴史をもつカストロール社が製造する高性能エンジンオイルです。

独自の技術フルード・チタン・テクノロジーでカストロール史上最強のオイル被膜

独自技術のフルード・チタン・テクノロジー(油膜強化技術)により、いかなる状況にも対応する強靭なオイル被膜を形成します。高速走行、長距離走行、街乗り、ストップ&ゴー等、あらゆるドライビングにおいてもエンジン内部の金属パーツ同士の接触と摩耗を劇的に低減し、エンジンを確実に保護します。

Castrol 公式HPより引用

強靭な油膜と優れた耐久性を謳っており
カストロールの提供するオイルの中で最もエンジンの保護に特化したオイルと言えるでしょう。

・・・と、優れたオイルであることはわかりましたが
似通ったことは他のオイルメーカーも述べていますので

「どのメーカーも同じようなこと言ってるけど、実際何が違うん?」
「実際使ってみた人の感想とかフィーリングを聞きたい」

と思っている方は多いことでしょう。

なりましょう! 私が人柱に!

実際にカストロール EDGE RS使用して運転のフィーリングや、洗浄性能はどうなのか

検証した結果を報告したいと思います。

EDGE RSの粘度やベースオイルは?

EDGE RSの粘度やベースオイルを見ていきましょう。

粘度 SAE:10W-50

ベースオイル 全合成油

規格 グレード API SN

ターボ車や高出力エンジンに最適と言っているだけあり、高い粘度となっていますね。
ベースオイルも全合成油で性能の高いオイルであることが伺えます。

硬いエンジンオイルを使用するメリットって?

  1. 高い耐久性
    硬いエンジンオイルは、高温や高圧下でも安定して性能を発揮します。そのため、エンジンが長時間高負荷状態にさらされる場合、硬いエンジンオイルを使用することで、オイルの劣化を防ぎ、エンジンの寿命を延ばすことができます。
  2. 耐熱性・熱安定性
    粘度の高いオイルは、高温下で安定して性能を発揮するため、エンジンの過熱を防ぐことができます。
    特に、長距離ドライブや山道の走行など、エンジンが長時間高負荷にさらされる場合には、硬いエンジンオイルが適しています。
  3. シール効果
    硬いエンジンオイルは、厚い油膜によりシール効果が高く、エンジンのオイル漏れを抑制することができます。
    特に、古い車や高年式の車、過走行車など、エンジンのシール効果が低下している場合には、硬いエンジンオイルを使用することで、オイル漏れを改善することができます。
  4. 静寂性の向上
    硬いエンジンオイルは、粘度が高く、油膜が厚いです。
    そのため、エンジン内部の部品同士がスムーズに動くことができ、厚い油膜が摩擦や振動を抑えます。
  5. 低い揮発性
    揮発性が低いため、高温下でもオイルが蒸発せず、潤滑効果を維持できます。
    そのため、高速走行や高負荷のような、エンジン温度が上昇する運転をする場合にも、劣化を防ぎ、パフォーマンスを維持することができます。

検証に使用した車両

カストロールEDGE RS は普通車と軽自動車の2台に使用しました。

軽自動車はHONDA バモスのターボ、普通車はMazdaのアクセラで、NA車です。

バモスは139,104㎞でオイル&エレメント交換をし、141,130㎞までカストロールEDGE RSを使用。
アクセラは61,979㎞でオイルを入れ、63,992㎞まで使用しました。

2台ともに2,000㎞程度の走行距離で検証を終了しています。

エンジンオイルの交換

今回の検証の題材となるエンジンオイル
カストロールEDGE RSです。

私は2台の車に使用するので、Amazonで4L缶を2缶購入しました。

カー用品店では6000円~8000円程度で販売されていましたので
Amazonやヤフーなどのサイトから購入するとかなり安く入手することが出来ます。

古いエンジンオイルを抜いて、検証オイルとなるカストロールEDGE RSを入れます。

オイルの劣化具合も検証の材料にしようと考えているので、エレメントも同時に交換します。

使用したエレメントはアクアドリームというメーカーの製品です。
こちらの製品も現在Amazonで最安値となっています。

カストロールEDGE RSをジョッキに移します。

エンジンオイルの色は少し赤いですね。
粘度は10-50と高粘度です。オイルジョッキに移した程度では当然ですが、通常の粘度のオイルと差はありません。

このオイルは高出力ターボ車を想定した高粘度オイルなので
耐熱性・エンジン保護性能に期待できますね。

オイルエレメントを交換し
エンジンにオイルを注いでオイル交換は完了です。

EDGE RSを使用したフィーリングは?

カストロールEDGE RSを入れて約2000㎞走行した感触・感想をお伝えします。

まず最初に感じたのは高粘度オイルを使用したことによるトルク感のアップと
油膜の厚みが増えたことによる、静寂性の向上です。

検証したHONDAバモスは140,000㎞と走行距離が多くなっており
エンジン音が大きくなっていました。
高粘度オイルで油膜が厚くなったため、振動と音を吸収してくれたようです。

2000㎞走行したオイルの状態

2000㎞走行後のエンジンオイルの状態を見てみましょう。

黒い!!!

すがすがしい程の黒です。空がきれいに反射していますね。

交換したオイルが黒いと、「すぐに劣化して汚れるオイルだ・・・」と仰るか方がおられますが
エンジンオイルが黒くなるのは、洗浄作用が正常に作用しているためです。

エンジン内部は、小さな鉄粉やスラッジよる汚れが蓄積していきます。
エンジンオイルには洗浄作用があり、蓄積したスラッジを吸着していくため、少しずつ黒く変色していくのです。

粘度は当然ですが、サラサラでした。
これは通常のエンジンオイルも同様ですね。

軽自動車ターボと普通車NAともに、同程度の汚れ具合でした。

まとめ

カストロールEDGE RSの主な性能と、検証してみたフィーリングを解説してきましたが、いかがでしたか?

このエンジンオイルはターボ車や高出力エンジンを想定した高粘度オイルで、粘度は10W-50となっています。
エンジンが高温で使用されることを想定していますので、耐熱性が高く、エンジン保護性能に期待ができますね。

ターボ車や高出力エンジンの車、過走行でエンジンのクリアランスが広くなった車に、是非をオススメしたいエンジンオイルです!

筆者はカストロールEDGE RSをとても気に入りましたので
これからも愛車に使用していきます!

エンジン保護性能を求めているユーザー様は、ぜひカストロールEDGE RSを使用してみてはいかがでしょうか?

ご通読ありがとうございました。

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