エイプ100 オイル交換と注意するポイント ウルトラG1 G2

オイル交換 エイプ100
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今回は購入して6年目になる、エイプ100のオイル交換しましたので
オイル交換の手順と注意点を、皆さんにお伝えできればと思います。

オイル交換のちょっとした疑問などにもお答えできればと思います。

宜しければ最後までお付き合い下さい!

エイプ100の指定オイルは?

エイプ100のメーカー指定オイルは、ホンダ ウルトラG1です。
以前のG1は鉱物油でしたが、パッケージ変更に伴い
現在は部分科学合成油へアップグレードされています。

オイル交換の際にはこの、指定オイルを基準にオイルを選択してください。
指定オイルは、バイクを作る際に、指定オイルを使用することを前提として作っています。
メーカーに指定されているオイルということで、トラブルの可能性が最も低いと言われています。

ホンダ ウルトラ G1はホンダの提供するオイルの中で、一番下のグレードですが
違うオイルを選択する際には、G1オイルと性能を比較して選びましょう。

使用するオイル量

エイプ100のオイル交換に必要なオイル量は0.9Lです。

ウルトラG1の1L缶を購入すれば0.1Lほど余る計算です。
エイプ100のオイルを購入する際は、1Lを目安に購入すると丁度良いでしょう。

使用するのは0.9Lなので少し余る計算になります、オイルの入れすぎには注意して下さい。

ちなみにエイプ100は全容量1.1Lとなっていますが、こちらの数値はオイル交換時の量とは異なりますので、混同しないように注意して下さい。

使用したエンジンオイル

今回エイプに使用したエンジンオイルはウルトラ G2 SL 10W-40です。

G1もG2も部分科学合成油となっており、どちらも安心して使用出来ますが
自分は少しエンジンに過酷な乗り方を強いてしまうため

過酷なコンディションを想定してG2オイルを選択しました。

交換前の暖気運転は必要?

少し走行して、オイルを温めてから交換すると
エンジン内部のオイルが柔らかくなり、ドレンからオイルが出やすいと言います。

ホンダディーラーの整備士の方に話を聞くと
暖気も何もしないそうで、オイルが冷えていても大丈夫だそうです。

オイル交換に必要な物

  • エンジンオイル 
  • ドレンワッシャー  ドレンボルトの漏れ止めになります。
  • オイル受け  排出した廃油を受ける桶です。
  • 計量用ビーカー  オイル量を計るためのメモリ付き容器
  • オイルジョッキ  オイルを注ぐためのジョッキ
  • 17レンチ  ドレンボルトを外すため
  • ウエス  オイルゲージのオイルをふき取るため

古いオイルの排出

僕のエイプはアンダーカウルが付いているため、外さないとオイル交換ができません・・・
アンダーカウルや、干渉するパーツが付いている方は外しておきましょう。

今回は1000㎞程度でのオイル交換となります。

まずは、オイル受けをエンジン下に設置したら、ドレンボルトを外しましょう。

暖気運転をしていた場合は、高温のオイルが勢いよく排出されるので
必ず手袋を使用し、注意して作業しましょう。

「意外と綺麗なオイルが出てきた?」
1000㎞程度の走行しかしてないので、あまり汚れていないように見えます。

しかし、透明な容器に移すと、汚れているのが良く判りますね、
早いサイクルでの交換を心掛けているので、いいタイミングかもしれません。

容器を移したのは、もう一つ理由があって
排出したオイル量を見るためでもあります。

オイル上がりなどで本来オイルが循環しないところに混入し、オイルが燃焼したか
外部にオイル漏れしていると、排出されるオイルが減る場合があります。

写真では、しっかり0.9L程度の廃油が排出されているので
問題なさそうですね。

僕はオイル交換した後の廃油を、このような4L入る容器に溜めています。
数本集まったら、近所の車屋さんに安く引き取ってもらいます。

ガソリンスタンドや車屋さんで、廃油を引き取ってくれるところが
稀にありますので、見つけると廃油を安く処分することができます。

毎回、廃油ポイを購入していると、ランニングコストが高くなりますので
少しでも安く抑える工夫をしています。

新たなオイルに交換

廃オイルを出し切ったら、次は新しいオイルを入れていきます。

ドレンボルトに新たなワッシャーを付け締めましょう。

このワッシャーは基本的には、再利用不可です。
僕はたまに再利用しますが、オイルが漏れたことはありません 笑

大丈夫だとは思いますが、万が一、オイルが漏れると大変なので
ドレンワッシャーは毎回交換しましょう。

このような計量のメモリが付いた容器で、0.9Lを正確に計量しましょう。

このようなオイルジョッキがあれば便利です。
今まで僕は、漏斗を使用していましたが、オイルの給油口は意外と浅く
漏斗が安定しないので、ジョッキを使用したほうが安定して作業できます。

車体の右側、キックアームの付け根付近に、オイルの給油口があります

キャップにもなっている、オイルゲージを外しておきます。
このときオイルゲージは、綺麗なウエスでふき取り
汚れが付かないように置いておきましょう。

オイルを入れていきます。
オイルは全部を一度に入れず、少しだけジョッキに残します。

オイルは入れるのは簡単ですが、多く入れたオイルを抜くのは大変なので
適した量にするため、少しづつ入れましょう

エンジンを少し回して、循環させオイルゲージで確認しましょう。

0.9Lすべて入れた時点でオイルゲージの真ん中くらいにあります。
オイル量に問題ありませんね。

オイルゲージの見方と注意点

オイルゲージの見方についてですが

赤線の間に油面が接触していれば、正しいオイルの量になります。

このオイルゲージはキャップにもなっています。
オイルゲージとして使用するときは、キャップを締めずに
刺して、オイルゲージを確認しましょう。

キャップを完全に締めてしまうと、深くまでオイルゲージが刺さってしまい
正しいオイル量が見れません。

エイプの場合サイドスタンドを使用せず
メンテナンススタンドを使用し、オイル交換をする前提なので
オイルゲージで油面を見るときは、スタンドを使用せず
倒立させてオイルゲージを使用しましょう。

オイル交換終了後

これで、エイプ100のオイル交換は終了です。

エンジン始動して軽く走りましたが、とても調子が良かったです。
気分的な効果ですが、ギアの入りが良くなり
スムーズにエンジンが回るようになりました 笑

エイプはオイルフィルターが付いておらず、内部の汚れが循環し続けるので
早めのサイクルでの、オイル交換を心掛けましょう!

安くオイルを入手する方法

今回使用したオイルですが、ホンダのウルトラG2を使用しました。

オイルの選定に重要な要素は、オイルの性能が大切ですが
もう一つ大切な要素として価格も重要ですね。

良いオイルも入れづづけることが重要ですので、やはり価格はオイル選びにおいて大切です。

バイク用エンジンオイルの選び方
こちらの記事で、バイクに合ったオイル選びの基準について紹介しています。
宜しければ、ご覧になって下さい!

少しでもオイルを安く入手する方法ですが

1 ホームセンターなどで見つける
安い店を見つけるのがいいかと・・・ たまに定価無視で安い店があります。

2 Amazonやネットショップで見つける

Amazonなどのネットショップでは価格競争もあり定価よりも安く入手することが出来ます。
ちなみに、G1はホンダの希望小売価格では1,540円になっています。
G2は定価1,870円となっていますので、この定価を参考に探してみて下さい。

いかがだったでしょうか? 少しでもエイプユーザーの参考になれば嬉しいです。

ご購読ありがとうございました。

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