エイプ100 マフラー接続部からの排気漏れ修理 排気効率の向上

エイプ100マフラー エイプ100
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今回は少し調子の悪いエイプ100の排気漏れを修理しようと思います。

エイプ100はセンターアップの社外マフラーを取付けており
排気漏れが発生していて、このままではパワーダウンしてしまいます。

排気音も通常の音とは違い、別の箇所から音がしています。
やはり、乗っていて不快なので、排気漏れを修理したいと思います。

排気漏れしたままだと・・・

排気音に異常が発生する
エンドのサイレンサー以外から、排気音がします。
あまり、気持ちのいい音ではないです。

排気効率が落ちてパワーダウンする
マフラーの排気効率を、排気漏れが阻害して
マフラーの性能を下げてしまいます。

排気漏れの診断方法

排気漏れには音がしない、微々たる漏れの場合や
エンジン音で漏れている箇所が分からない場合があります。

そこで、排気漏れの箇所を確かめる方法を紹介します。

線香を用意して着火し、煙を発生させ、エキパイ付近に近づけます。
すると、煙が排圧で揺らぐ所が、排気漏れしている箇所というわけです。

排圧を目で見て判断することで、場所を明らかにします。

他にもティッシュを近づけたり、軽い素材で、排圧に揺らぐ物を近づければ
排気漏れの箇所を確かめることが出来ます。

まずは、マフラーの取り外し!

排気漏れはエンジンとマフラーの接合部で発生しています。
まずは、マフラーを外しましょう。

今回は液状ガスケットを使用するため、接合部分は綺麗に掃除しておきます。

実はこのマフラー、見た目を重視して選びましたが、性能は良くない模様です・・・

エンジン側にも、以前塗布した液状ガスケットが付いています。
固まったシリコンは取りづらいですが、綺麗にしておきましょう。

マフラーの取付け

マフラーの取付けに際して必要な道具と接続手順を解説します。

マフラー交換に準備した製品は、この二つです。

エイプ用ガスケットリングと液状ガスケット

液状ガスケットは、隙間に塗ることで、簡単に隙間を埋めることが出来る
とても便利な商品です。
一度に、こんな量は使用しませんが、必要なときに限って無くなるので
多めの量を購入しました。

ガスケットリングはエキパイとエンジンの接合部に取付け
締め付けることで、リングが押しつぶされ、隙間を塞ぎます。

前回使用して、潰れたガスケットです。
再利用は不可なので、毎回交換しましょう。

以前、再利用したことがありますが
酷い排気漏れでした・・・

この取り外したガスケットですが、潰れ方がいびつです。
本来ならば、全体が均一に潰れなければなりません。

ここから排気が漏れていたようです。

新しいガスケットに液状ガスケットを付けて、エンジン側に取付けましょう。

リングガスケットのみで十分ですが、万全を期して塗布しています。

エキパイ側にも、ガスケットを付けておきます。

仮止めしたら、2本のフランジのボルトを少しづつ交互に締めて、同時締めしましょう。
片方のボルトを締めてしまうと左右に差が発生して、漏れの原因になります。

無事、取付けが完了しました。
実際にエンジンを始動した時点では排気漏れは見受けられません
次は実際に走ってみます。

家の近所のストレートコースでフル加速してみましたが
排気漏れの症状は止まっているようです。

これで、正常な排気ができ、エンジンの性能を引き出すことができます。

皆さんも、自分のバイクの排気漏れチェックしてみては、いかがでしょうか?
定期的なメンテナンスでバイクの性能を保つことができますよ。

ご通読、ありがとうございました!

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