エイプ100 PC20キャブレターとパワーフィルターの取り付け

エイプ100カスタム エイプ100
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エイプ100

こんにちは、ざきです!

HONDAが製造した人気の高いミニバイクエイプ100ですが、最高出力は6.3PSという控えめな数値で
上り坂やバイパスを走行するには、更なるパワーが求められます。

「小さい排気量のバイクをもっとパワーアップしたい!」と考えるも多いはずです。

この記事ではエイプ100のキャブレター交換とパワーフィルターの装着を解説します。

エイプに限らず、ミニバイクや4miniと呼ばれるジャンルのバイク全般に有効なカスタムですので、バイクのパワーアップをしたい方は参考にしてみてください。

購入当初のエイプ

購入した当初の状態はマフラーのみが社外マフラーに交換されていました。 
Hondaエイプ100 タイプDではありません。

エイプ100は純正でPB16キャブレターが装着されています。
これはデチューンされたインシュレーターや、径の細いマフラー、純正エアクリボックスなどを想定したキャブレターサイズになっており、HONDAによって意図的に出力が下げられています。

純正状態よりも、エンジンパワーを引き出すためにキャブレターとエアフィルターを交換します。

キャブレターの比較

PB16 carburetor
PB16キャブレター

こちらが純正としてエイプに付いているPB16です。
ケーヒン製のキャブレターなので精密な作りになっています。

PC20 carburetor
PC20キャブレター

こちらがPC20キャブです。PB16とは形状が違いますね。
エイプに取り付けるとチョークの位置が反対になってしまい、チョークが少々使い辛いです。

こちらもケーヒン製ですので、精巧な作りをしています。
信頼できるメーカ品は安心して使用できますね。

個人的にはPB16の方が精巧な作りをしているように感じますが
メンテナンスのし易さはPC20の方に軍配があがりますね。

比較すると、吸気側の口径の違いが良く判りますね。
この口径の違いにより、エイプ純正のインテークダクトの取付けが難しくなっています。

ダクトを取付ける場合は、隙間の無いように注意して取付けましょう。

キャブレターとパワーフィルター取付け

まずは、純正であるPB16を取り外しましょう。

キャブレター上部のアクセルワイヤーを外し
エンジン側のボルトを外していきます。
黒いダクトが接続されていますが、それはインテークダクトと言って
エアクリーナーボックスとキャブレターを接続するものですので、ダクトを外しましょう。
続いて燃料供給ホースを外せば、キャブレターの取り外し完了です。

私はエアクリーナーボックスを取り外しているので
インテークダクトも使用していません。

逆の手順でPC20を取付けましょう。
ダクトとエアクリーナーボックスを外している場合は
エンジン側のボルトに取付け、次にパワーフィルターを取付けます。

アクセルワイヤーを戻せば、取付け完了です。
アクセルワイヤーは差し込み方向が決まっていますので
方向に注意して取付けましょう。

取付けた姿がこちらになります。

パワーフィルターは吸気効率について賛否両論あり、一部では吸気効率が悪いと言われています。
しかし、無加工の純正エアクリーナーボックスは吸気が大幅に制限されていますので、比較すると吸気効率は格段に上がっています。

吸気系チューニング関連記事
吸気系チューニングの考え方 パワーフィルター? 純正エアクリ?

スロットルの交換

キャブレターを交換したのち、スロットルもデイトナ製のハイスロットル仕様に交換します。

ハイスロットルは純正スロットルよりリフト量が多くなり、少しの捻りで開閉できます。
キャブレター変更に伴い、スロットルの操作性の向上のため取付けました。

交換しただけではパワーアップ出来ない?

キャブレターの交換や、パワーフィルターを取付けただけではパワーアップは望めません

パワーアップには吸気と排気のバランスとキャブレターのセッティングが重要です。

吸気効率を上げても、混合気のセッティングと排気が悪いとパワーアップは出来ません。

キャブレターのセッティングは吸排気の状態や気温によって異なるので、自身のバイクにあったセッティングを見つけることが大切です。
参考までに、私のキャブレターセッティングは、PC20+武川パワーフィルター+BEAMSフルエキマフラーの状態でMJ100 SJ42でした。

まとめ

購入後、最初にカスタムしたのが、PC20キャブレターです。
純正であるPB16からPC20へ変更、このキャブは友人より安く購入しました。
友人はヨシムラキャブに換装するとのことで….高級キャブ羨ましい

初めて上位パーツへの換装は性能以上に快感が伴うものです。
純正からPC20への変更は径が大きくなるので
エアーの給入量が増え、その分燃料の供給を増やすことができ、パワーアップします。
20キャブへ変更して大きな変化が味わえました!

定番のカスタムですが、やはりキャブレター交換の効果は大きく
エンジンもよく回るようになりました。とても満足しています!

よりパワーを求める方は、キャブの交換をしてみては、いかがでしょうか?

ご通読ありがとうございました!

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