バイク用タイヤの選び方 選ぶ基準はグリップ重視? 耐久性重視?

コラム
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バイクの消耗パーツの中で、重要な役割をしめるタイヤは
路面と接地し、エンジンパワーやブレーキを地面に伝える大切なパーツです。

各メーカーから、様々なラインナップのタイヤが販売されております。
タイヤごとに性能は異なり、グリップを重視するタイヤ、耐久性を重視するタイヤと様々です。

今回は、バイク歴10年になる筆者が、自身のバイクに合ったタイヤ選びについて解説します。

バイク用タイヤの区分

ラジアルタイヤ

ラジアルタイヤとはradiolと表記されラジアル構造で作られたタイヤです。

ラジアル構造とは、タイヤの骨組みとなるカーカスが、タイヤの円の中心から放射線状に
組まれている構造のことです。

ラジアルタイヤのメリット

1 耐久性があり、消耗しにくい

2 構造的に硬く、高速走行が安定する

バイアスタイヤ

ラジアルに対して、バイアス構造とは、biasと表記され、カーカスが斜めに配置されており
車重やグリップ圧に対して、タイヤが柔軟に衝撃を吸収する構造になっています。

バイアスタイヤのメリット

1 クッション性が高い

2 接地面積が増え安定する

タイヤサイズの見方

バイクを選ぶ際に、まず最初に確認するポイントは
自身のバイクに適したサイズを確認することです。

適合するサイズが分からない時は、現在付いているタイヤの側面を確認してみましょう。

このような表記がされていると思いますので、前後ともに確認してみましょう。

もしくは、インターネットで【車種 タイヤサイズ】で検索すれば
適合するタイヤサイズがわかります。

このタイヤはフロントタイヤです。
数字が120/70 ZR 17と書いてありますね。

基本的にはタイヤを選ぶ際には、同じ数値のタイヤを選ぶことになります。

タイヤ選びのポイント

タイヤ選びで、基準にしてもらいたいのが

純正で装着されているタイヤと同等か、それ以上の性能のタイヤを選ぶ ことです!

純正タイヤは、バイクのパワーや車重に見合った性能のタイヤが選択されており
その性能を下回るタイヤを選択すると、スリップの危険性が高まるだけでなく
乗り心地にも関わります。

その他にも、どの性能に重きを置くかで、タイヤ選びは変わってきます。

グリップ性能を求めるならば、ハイグリップタイヤのようなレース志向のタイヤを

耐久性を求める方ならばツーリングタイヤを

グリップと耐久性を兼ね備えたタイヤなら、スポーツタイヤ

このように、様々なメーカーから多くのタイヤが販売されていますので
自分のバイクユースに合せたタイヤを選択することができます。

ユースごとのオススメタイヤ

ハイグリップタイヤ

ハイグリップタイヤでオススメしたいのは、定番タイヤである
Pirelli スーパーコルサV3です。
このタイヤはサーキットなどのシーンで、履くだけでタイムが削れると言われるほど
グリップに信頼のあるタイヤです。
性能もさることながら、デザインも秀逸です。
この、溝の形状を好んで、スーパーコルサV3を装着する方もいます。

Pirelli スーパーコルサV3 公式ページ
Pirelli公式ページのリンクを設置しておきますので、是非ご覧になって下さい。
メーカーのグリップに対する絶対的な自信が伝わってきます。

ツーリングタイヤ

ツーリングタイヤ部門でオススメなのは
ダンロップ SPORTMAX ROADSMART IV  です!

重いツアラーバイクでの使用を想定しており
ロングライフを追求したタイヤとなっています。

筆者もこのタイヤを以前に使用しており、ライフの長さに驚きました。

ツーリングタイヤなのでウエット路面での性能も高く
まさにツーリングに適したタイヤとなっています。

SPORTMAX ROADSMART IV
こちらのタイヤも公式リンクを設置しておきますので
是非ご覧ください。

スポーツタイヤ

スポーツタイヤでオススメするのは

METZELER SPORTEC M5 です。

このタイヤは、スポーツ走行に適したグリップ力がありながらも
ライフの長さにも定評のあるタイヤです。

筆者もこのタイヤを使用しており
絶対的なグリップではないので、サーキット走行のような、全開の走行は出来ませんが

峠道をキビキビ走れる良いタイヤです。
タイヤのセンターからサイドに向けて、グリップが高く作られており
グリップ力とライフを兼ね備えたタイヤです。

METZELER SPORTEC M5
このタイヤも公式ページをリンクしておきます。

まとめ

今回はタイヤの種類と、使用シーンごとのオススメタイヤを紹介しました。

いかがだったでしょうか?自分のバイクユーズに合ったタイヤは見つかりましたか?

このブログで紹介しきれなかった、質の高いタイヤも沢山あります。
どんなタイヤが合っているか、ツーリングタイヤかハイグリップなのか
求める、タイヤの種類だけでも絞れていれば、適したタイヤを見つけやすくなりますよ!

みなさんのタイヤ選びの参考になれば嬉しいです。

ご通読ありがとうございました!

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