近年、バイクの価値が上昇し、バイクの盗難が後を絶ちません
盗難の手法も新しくなっており、ものの数十秒でトラックに積み込まれる
なんて犯行も耳にします。
愛車を盗難の魔の手から守るため、バイクの盗難対策を施しましょう。
今回は自分で出来る盗難対策について解説していきます。
バイク盗難に遭う前に
バイクの盗難対策は盗まれてからでは遅いです。
自分のバイクは大丈夫と考えず、盗難対策を施しましょう。
盗難防止は、「盗むのが難しい」「盗むのに時間がかかる」と思わせることが重要です。
高性能なロックでも、道具と時間をかければ、盗むことは可能です。
窃盗犯は思わぬ手口でバイクを盗んでしまいます。
プロの窃盗団は、バイクを盗むためのユニックを盗んでやってきて
バイクを吊って行ってしまいます。
こうなれば、タイヤロックなど何の意味もありません。
盗む側に盗もうと思わせない対策が必要になります。
有効な盗難対策
1 盗みにくい保管場所
バイクを駐輪している場所、皆さんどうですか?
バイクの保管場所として最も望ましいのは、鍵の付いた屋内保管です。
しかし、実際は難しいですね。
アパートにお住まいの場合は駐輪場が指定されていますし
持ち家でも、屋外に停めている方が多いと思います。
バイクを置く場所として注意したいのが、道路からバイクが見えるかどうかです。
見えない場所にバイクを停めて、犯行時間を与えてしまうというデメリットはありますが
まずは、バイクがあると気付かせないことが重要と言えます。
2 バイクにカバーをかける
1で述べた、盗みにくい保管場所に加えて、バイクを隠す対策としてバイクにカバーをかけましょう。
バイクを駐輪していることが分かっても
何の車種か、価値のあるバイクかの判断をさせないことが重要です。
盗む側も、何のバイクなのか、価値のあるバイクか不明なまま盗みはしません。
カバーを捲って確認する一手間でも、盗難を抑止することができます。
3 チェーンロックをかける
タイヤには必ずチェーンロックをかけましょう、できれば鋼製の柵などを一緒に巻き
容易にバイクを移動出来ないようにすると、効果が高まります。
チェーンロックは細いものは選ばず、太く切断されにくい物を選びましょう。
焼の入った強固なものは、グラインダーでもなかなか切断出来ません。
ロックを外すのに時間がかかる、これは犯罪者にとってはリスクになります。
簡単には盗ませないことが重要です。
このロックは複数かけると効果が増します。
可能ならば前後チェーンロックが望ましいですね。
犯罪者の心理として、犯罪に時間をかけたくないというのが
研究データにあり、少しでも時間を稼ぐことが、盗難の抑止力になるのです。
チェーンロックは出先でもかけれる、最も簡単な盗難防止です。
他の防止策は面倒でも、チェーンロックだけは必ず施錠を勧めます。
4 イモビライザーの装着
イモビライザーとは、盗難防止アラームのことです。
車両に初めから装備されている場合が多いですが、後付けの製品も販売されています。
盗難しようと、不用意にバイクを動かせば、大音量のアラームが鳴ります。
登録済みのリモコンで、アラームを止める仕組みの製品が多いです。
かなり大きなアラームがなるので、盗難の抑止力として効果が大きいです。
このイモビライザーは、イタズラ防止にも期待できますので
イモビライザーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
5 防犯カメラの設置
防犯カメラの設置は非常に抑止力があり、有効な防犯手段です。
犯罪の様子を撮影されているわけですから、犯罪心理としては盗みにくいです。
予算の問題や、賃貸で取り付け可能か、電力の供給などで
実用が難しい場合はダミーカメラでも一定の効果が望めます。
隠しカメラではなく、防犯カメラなので
目立つ位置や、撮影されているのが分かる位置に取り付けましょう。
まとめ
盗難対策にやりすぎは無いといいますが
全部の対策を毎回するのは大変です。
私も実際に、全ての防犯対策を毎回できるかと言われれば、そうでもありませんでした。
今までは、効果の高い盗難対策を選んで施している程度でした。
ですが、盗まれてしまったときに後悔しても遅いのも事実です。
私も友人がバイク盗難に遭い、明日は我が身と思い防犯対策を見直しました。
盗難されたバイクが帰ってくる確率は約10%と言われています。
バラバラにされて刻印を消されると、探すのは不可能でしょう。
盗難されるまえに、後悔する前に、自分のできる限り盗難対策を施しましょう。
ご通読、ありがとうございました。
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