エイプ100を購入し、5年間乗った感想とオススメしたいポイント

エイプ100 エイプ100
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HONDAが手掛けた名バイクであるエイプ100、車両の軽さと扱いやすさから様々なユーザーから愛され
通勤やサーキット走行、カスタムのベース車両と人気の高いバイクです。

筆者はエイプ100を購入してから5年間が経過しました。

走行距離も数万キロとなり、通勤用に購入しましたが
峠道でのスポーツ走行や、長距離も県外ツーリングも何度も行いましたので
5年間のインプレッションとして、この記事を残したいと思います。

購入当初と現在の姿の比較

エイプ100

購入した当初は銀色のタンクに、タックロールのシート
サイズ感も相まって、かわいい印象のバイクでした。

通勤を目的として購入し、片道15キロの道のりを毎日往復するだけで
最初はカスタムする気は全くありませんでした。

しかし、ある日 「少し峠道を走ってみよう」意気揚々と近所の某走り屋の聖地へ

困ったことに、上りで全然加速してくれません…
これがカスタムの始まりで、現在はこのような姿に…

エイプ100

友人たちには「買った当初の方がカッコいい」なんて言われる始末
迷走カスタムしてるのは否定できませんが、僕がカッコいいと思ってるので ヨシ 笑

エンジンとフレーム以外は大体手を付けました。
「カスタムに完成は無い」と言われるように、エイプのカスタムに終了地点を作らず。
これからもどんどん、カスタムしていきたいと考えています。

エイプ100を購入し5年間乗った感想

エイプ100のオススメポイント!

このエイプってバイク、お世辞抜きでいいバイクです。
僕はこの排気量のバイクを勧めるなら、絶対エイプをオススメします!

1 車重が軽い 
純正状態で88㎏! 車格が原付なだけあって軽いです。
比較するのはナンセンスですが、軽さを謳っている大型SSは180㎏前後です。

2 燃費に優れている 
僕のエイプの実燃費で30㎞ほどです。
5.5Lで160㎞くらい走れます。
ガソリンタンクは1000円以下で満タンにできます。

3 カスタムパーツが豊富

エイプ50 エイプ100は人気車種だけあって、カスタムパーツが豊富です。
50と100は全てではありませんが、パーツに互換性があります。

人気のカスタムパーツメーカーは・SP武川 ・Gクラフト ・SHIFT UP などがあり
どのメーカーも性能の向上だけでなく外観にも優れた一流パーツメーカーです。

経験談ですが、不人気車を選ぶとパーツ供給で困ることが多いです・・・

4 車高が低く足つきが良い


715㎜とかなり低いシート高となっているので、非常に足つきが良いです。
女性や身長の低い方にもオススメできます。

身長170cmの筆者が跨ると、少し膝が曲がる程度の足つきですので、立ちごけの心配も少ないです。

5 タイヤ代、オイル代、消耗品類の交換が安い

維持費がとにかく安いです。

自賠責は原付二種なので当然安く
任意保険も自身の車や家族の車で、ファミリーバイク特約を使えば
かなり安く済ますことができます。

タイヤ代は12インチなので、250や中型、大型と比べると破格に安いです。

オイルも交換のみで、0.9Lと少なく済みます

125㏄バイクの維持費を解説 任意保険料やランニングコストは?
こちらの記事で125㏄の維持費について、詳しく解説しております。
宜しければ、こちらの記事も併せてご覧下さい。

このバイクで考えられるデメリット

メリットばかりを書くのは好きではないので
僕なりに想定されるデメリットを紹介します。

1 キャブレター車なので始動に難あり

キャブレター

エイプ100はキャブレター車です。
エイプ50はインジェクションモデルがありますが
100にはインジェクションのモデルはありません…
キャブレターは色んな要因に左右され、始動し辛いことがあります。
カスタム好き、キャブ好きには当然ですが
純正状態で通勤やツーリングに使用する方には、始動し辛いのは不便でしょう・・・

始動のコツを掴めば、キック数回で始動できます。

2 パワー不足である
車の流れに乗ったり、60㎞で巡行するのは問題ありませんが
坂道の上りや、追い越しにはパワー不足を感じてしまうでしょう・・・
バイパスや幹線道路を走っていると追い抜かれ、少し恐怖を感じます。

特に250㏄以上のバイクを所有している方はパワー不足に驚くことでしょう。

3 タンク容量が5.5Lである
バイクの性能や燃費を考慮して燃料タンクの大きさは決められています
通勤車にしてる人には、あまり気にならないかもしれませんが
長距離ツーリングしたい人には、5.5Lは少々物足りないかもしれません。

ビックタンク化をすれば、この問題は解決するでしょう
ドレスアップに適したタンクもたくさんあります。

4 高速道路を走行出来ない

当然ですが、125㏄以下のバイクは高速道路を走行出来ません。

高速道路を走行できるバイクは排気量が125cc超と定められています。

エイプ100にNSR50のタンクを取付け
別車種のタンクを搭載して、内容量をアップした手順を解説しております。
宜しければ、こちらの記事も併せてご覧ください。

エイプ100の中古価格

エイプ100は125㏄クラスの人気と共に価格が上昇しており、今だ高くなりつつあります。

エイプ100の中古価格は20万~30万円代で
中でもタイプDは人気で、状態のいい車両ならば40万円程度になります。

参考までに、ホンダの人気車種である グロム125は30万~40万程度となっています。

このバイクはオススメできるの?

これらを踏まえたうえで、エイプ100は胸を張ってオススメできます!

僕のように、大型バイクと二台持ちする方や、通勤や通学バイクが欲しい方
ミニバイクでライディングを見直して練習したい方
初めてバイクいじりをする方に、年齢や性別問わず、様々な方に勧めたいバイクです。

僕は、ミニバイクには色んな要素が詰まっていると思います。

エイプはバイク知識の基礎になりましたし
倒しこみやライディング技術の向上にも適した最高のバイクでした。

ライディングセミナーやジムカーナでも使用されるほど
運転の基礎を備えているバイクと言えます。
車体重量も軽く、サスペンションやブレーキを強化すれば競技車両としても
優秀な性能を発揮してくれます。

ぜひ皆さんも、50~125㏄クラスのバイクを選ぶときは
エイプ100も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか!

読んでいただき、ありがとうございました。 

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