バモスのタペットサーキュラー交換 E07系エンジンは要チェック!

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HONDA系の軽自動車に搭載されているE07Aエンジンですが
タペットカバーパッキンが原因のオイル漏れが多いのです。

しかし、タペットカバーパッキンと同様に、オイル漏れの頻度が多いのが
タペットサーキュラープラグです。

この部品は高価なものではないので、自身で交換すれば数百円の費用で
オイル漏れを修理することが出来ます。

交換作業もとても簡単ですので、ぜひタペットサーキュラーからオイルが漏れていないか
チェックしてみて下さい。

この記事では、タペットサーキュラープラグの交換方法を解説します。

タペットサーキュラープラグってどこの部品?

タペットサーキュラープラグとは、エンジンのシリンダーヘッドの側面に付いているキャップです。
エンジン製造時の切削加工によって、不必要な穴が開いてしまっています。

上からみた写真

カバーを開け、上から見た画像で説明すると
赤い線で〇を付けている場所にタペットサーキュラープラグはあります。

側面にありますので、上からは確認しづらいですね。

下からみた写真

下から確認すると、分かりやすいです。
画像はタペットサーキュラープラグを取り外した様子ですが

タペットサーキュラーから、エンジンオイルが漏れていることが分かりますね。

タペットサーキュラープラグにはOリングが取付けられており
このOリングの劣化によってオイル漏れが発生してしまいます。

新品と古いタペットサーキュラーの比較

タペットサーキュラープラグはそのままAmazonで検索しても、表示されます。
ちなみに品番はHS-2084です。

タペットサーキュラーはマイナスドライバーを横に差し込んで
左右に捻ると、簡単に取り外すことが出来ます。

熱によって、プラスチックが弱くなっていますので
割れることがありますが、新品に交換する際には問題ありません。

取り外した部品

取り外したタペットサーキュラープラグです。
ベトベトになったオイルで汚れていますね。

Oリングも痩せてスカスカになっている印象です。

タペットサーキュラープラグはその名の通り、タペットカバー付近に付いている部品です。
エンジンが動いている間、常に高温に晒されますので
Oリングが痩せて、弾力を失ってい、オイル漏れの原因となります。

新品の部品

こちらが、新品のタペットサーキュラープラグです。
取り外した古いプラグと比較すると、ゴムがむっちりとして弾力がある印象です。

タペットサーキュラープラグの取付け

取付け方法はとても簡単です。

配線と管が少し邪魔な位置にありますが、配線などをずらさなくても
タペットサーキュラープラグは取付け可能です。

そして、問題の取付け方法ですが
タペットサーキュラープラグを取付け穴に合せて
パチンっと押し込めば、取付け完了です。

ここで一つ注意点があります。
タペットサーキュラープラグは、穴に対してまっすぐ差し込んでください。
斜めに取付けてしまうと、オイル漏れの原因となってしまいます。

交換後はオイル汚れのクリーニングを!

タペットサーキュラープラグを無事に交換し終えたら

取付けた箇所周辺の、オイル汚れを綺麗に掃除しておきましょう。

単純に汚いからというのも、理由の一つですが
もう一つの理由は、もし、再びオイル漏れが発生しても
一目でオイル漏れを確認することが出来るからです。

オイルでドロドロに汚れた上に、漏れたオイルが発生しても
オイル漏れが発生しているか、分かりずらいですよね。

新たなオイル漏れに対して、素早く対処するためにも
補修した周辺や、エンジンは綺麗にしておきましょう。

オイル汚れに対して、クリーナーを吹きかけて、洗い流すと
簡単にエンジンを綺麗にできます。

まとめ

タペットサーキュラープラグの役割と交換方法を解説してきましたが、いかがでしたか?

この部品はあまり重要視されず、E07Aエンジンでは
タペットカバーパッキンや、プラグホールガスケットからのオイル漏れが
多いと言われておりますが
意外と見落としがちになるのが、タペットサーキュラープラグです。

交換も自分で可能なほど、簡単な作業ですので、工賃もさほどかかりませんし
タペットサーキュラープラグ自体も、数百円と安価です。

オイル漏れを患っている車両はもちろん
まだ、オイル漏れしていない車両も、リフレッシュという意味でも
交換を検討してみてはいかがでしょうか?

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