エイプ100の吸排気系をカスタムするなら、タコメーターは必要パーツですよね。
今回はタコメーターの取付けです。
エイプ系やXR系には純正でのタコメーターは装着されていません
なぜタコメーターが必要なのか?
エンジンの回転数を管理してエンジンブローを防ぐためです。
エイプは、純正の状態だと吸排気がデチューンされていて、レッドゾーンまで回らなくなっています。
しかし、吸排気系を変更すると、驚くほど回転数が上がります。
エンジン回転数を体感で正確に判る!っていう一部の天才は除いて (僕はわかりません・・・)
エンジンをブローさせない、適切な回転数を維持する為にもタコメーターの取付けは必須だと考えます。
購入したタコメーター
僕が今回選んだタコメーターは武川のミディアムDNタコメーターです。
このメーターを選ぶには理由があって
メーター類は精密機械ですので振動で壊れる可能性があります。
やはり有名メーカーの商品なら壊れる心配も少ないかと考えました。
専用マウントにクッションラバーが付いており、振動によるダメージを軽減してくれます。
このタコメーターは回転数だけでなく油温や時間を表示してくれますが、どの程度正確なのか不明です。のでオマケ程度と考えています。
この商品のキット内容はタコメーター本体、メイン配線、マウントステーなど
必要なものが同梱されています。
いざタコメーターの取付けへ
重要なのが、タコメーターは直流駆動です。
この商品に限らず大半のメーターは直流駆動です。
エイプやXRなどは交流車なのでタコメーターを作動させるために必要な直流12Vが取れません
今回は交流12Vから半端整流し直流12Vをレギュレーターから取り出します。
このままだと断続的で不安定な電流ですので
コンデンサーを通し安定させた直流12Vを取り出し使用します。
僕は電気関係の知識がなかったので、理解するのに苦労しました…
電気科を卒業された方にとっては基本的なことのようです…
半端整流については、正しく情報を伝えられるか不明なので
みんカラで詳しく説明されている方のサイトをリンクしておきます。
僕はこの方の記事を参考にして半端整流化を行いました。
エイプ50の力を解放せよ! 半端整流化について詳しく説明してくれています。 こちら方の記事を参考にしてみて下さい。
必要な電気の種類が違って、適した電気を取り出そうって作業です…
この商品には取付けステーが同封されていますので、ボルト締めで任意の場所に取付け可能です。
僕はスピードメーターの横に取付けました。
コンデンサーから分岐し、取り出した直流12Vのプラスとマイナスを繫ぎ始動テスト
メーターから出ているもう一つの配線、回転信号検知線をイグニッションコイルに繋ぎ
回転数信号を取得します
エンジンを始動すると、回転数を表示してくれました!
液晶部分の表示は同梱されているスティックタイプ温度センサーを取付けていないので
このような表示になっています。
エイプは12000回転からがレッドゾーンと言われていますので
それ以上回さないように回転数を管理して、エンジンブローさせないように気を付けています。
吸排気チューニングに必須、タコメーターの取付けでした!
今回は半端整流化で直流12Vを取り出し、タコメーターを取付けましたが
他にも電装パーツの取付けや、ヘッドライトのLED化などで、消費電力が大きくなるようでしたら
より多くの電力供給のため、全波整流化とバッテリーを搭載する必要があります。
エイプ100の全波整流化 バッテリーを搭載しウインカーLED化 こちらの記事で、全波整流化とバッテリーを搭載しました。 宜しければ、こちらもご覧ください。
ご通読ありがとうございました!
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