「長く大切に乗っている車のヘッドライトを明るくしたい」
「通勤に使っている車のヘッドライトが暗くて、夜道が不安・・・」
とヘッドライトの暗さに悩む方が多いのではないでしょうか?
ヘッドライトが暗いままでは、夜間の走行時に視認性が悪くなるため安全に走行出来ません。
この記事では古い車のヘッドライトが暗い原因と、ヘッドライトを明るくする方法を紹介します。
ヘッドライトが明るくなれば、遠くまで安全に道を見通すことができ、今よりももっと運転が楽しく快適になりますよ。
LEDヘッドライトバルブの失敗しない選び方とおすすめLEDバルブを紹介 こちらの記事で高品質なヘッドライトバルブを紹介しています。 宜しければ合せてご覧下さい。
古い車のヘッドライトはなぜ暗い?
ハロゲンバルブそのものの明るさが原因
左がLEDバルブ、右が純正ハロゲンバルブです。
LEDとハロゲンでは色味が違うので、一目で違いが分かりますね。
古い年式の車はハロゲンバルブが使用されている車両が多いため、暗く感じてしまいます。
古いハロゲンバルブのヘッドライトは現在主流になっているLEDやHIDと比べて
とても暗く、夜間の走行では十分に道を照らすことが出来ません。
なぜハロゲンバルブは暗く感じるのか?
ヘッドライトの明るさは、色温度によって、人が感じる明るさが異なります。
光りの色は、色温度を示す値のケルビンで表されます。ケルビンの数値が高いと青みがかった色になり、低いと赤みがかった色になります。
光の色が白に近づくほど明るく見え、ハロゲンライトよりも白い光を出すLEDやHIDの方が
同じ消費電力でも明るく遠くまで見通すことが出来ます。
バルブ性能の劣化が原因
ハロゲンバルブは経年劣化により、明るさが低下してしまいます。
ハロゲンバルブにはフィラメントという光源が使用されていますが
フィラメントは、電気の通過によって発光する素材であり、光を放出するために高温になり
劣化が進むので、寿命が短いと言われています。
ハロゲンバルブは徐々に明るさが低下していくので
ヘッドライトが暗くなっても分かりづらいことが多いです。
ハロゲンバルブの寿命は700時間と言われています。
それに対してLEDバルブの寿命は約10000時間と長寿命ですね。
バルブ経年劣化や、そもそもバルブ性能が暗さの原因な場合は
HIDやLEDバルブへ交換することで暗さを解決出来ます!
LEDヘッドライトのメリットは? 従来のハロゲンバルブとの比較 こちらの記事でLEDのメリットを解説しています。 宜しければ、合せてご覧下さい。
ヘッドライトレンズが原因
ヘッドライトの暗さはバルブ本体ではなく、ヘッドライトレンズが原因かもしれません。
ヘッドライトレンズは紫外線やバルブが発する熱により、曇ったり黄ばみが発生したりと劣化してしまい、せっかく明るいバルブに交換してもレンズが曇っていると明るさが半減してしまいます。
夜間の運転中にヘッドライトが暗いと感じたら、レンズの曇りや汚れを確認してみて下さい。
ヘッドライトを明るくする方法を紹介
高性能バルブに交換する
バルブをLEDバルブやHIDバルブに交換することで、ヘッドライトを劇的に明るく出来ます。
LEDバルブはハロゲンバルブと比較して色温度(ケルビン)が高くハロゲンバルブは4000ケルビン程度なのに対し、紹介するLEDバルブは6000ケルビンの光で遠くまで明るく照してくれます。
しかし、ケルビンの高い製品を選べば良いというわけではありません。
白い光というのは明るく感じますが、空気中で散乱してしまい遠くまで光が届かず、視認性が悪くなり、高すぎるケルビンの色温度は人の目には逆に暗く感じてしまいます。
3,000〜4,000K程度の色温度は広範囲を照らしやすい黄色系 6,000K前後は視認性に優れる白色系 8,000K程度になると青白い色
LEDバルブを選ぶ際には、視認性と白さのバランスを兼ね備えた
6,000K程度を目安に選ぶことをおすすめします。
ヘッドライトレンズの曇りを取る
ヘッドライトレンズはポリカ―ボネートという樹脂で作られており
長年使用すると紫外線や熱により黄ばみや曇りが発生します。
レンズの黄ばみはヘッドライトの明るさを下げてしまうだけでなく
車を「古臭い」印象にしてしまいます。
ヘッドライトの黄ばみや曇りは、専用の研磨剤を使用すると元通りの輝きを取り戻すことが出来ます。
しかし、研磨剤で磨いただけで放置すると
またポリカ―ボネートが紫外線によって黄ばんできますので
UVに強い対候性の高いコーティングで保護しましょう。
劣化したヘッドライトをウレタンクリア塗装で復活!新品の透明感に! こちらの記事でヘッドライトのコーティングについて解説しています。 宜しければご覧ください。
バッテリーを交換する
ヘッドライトが暗いのは、必要な電力が不足しているからかもしれません。
バッテリーの性能が低下していると、ヘッドライトが暗くなったり、光がちらついたりする原因となります。
バッテリーの交換目安は2~3年と言われており、4年以上同じバッテリーを使用しているならば、バッテリー交換を検討してみて下さい。
特に、信号待ちのアイドリング時やエンジンをかけた直後に
ヘッドライトが暗く感じる場合は、バッテリーの性能が低下しているかもしれません。
まとめ
古い車のヘッドライトは従来のハロゲンバルブからLEDやHIDなどの高性能バルブに交換することで、劇的に明るくなります。
LEDバルブはハロゲンバルブの2倍の明るさを誇り、より遠くまで明るく照らすことが出来ます。
その他にもヘッドライトが暗い原因は様々あり、バルブ性能の低下やヘッドライトレンズの曇りによって明るさは著しく低下してしまいます。
ヘッドライトが暗いと感じている方は、LEDやHIDバルブへの交換を検討してみてはいかがでしょうか?
ご通読ありがとうございました。
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