バイクのナンバープレートは常に振動に晒されています。
振動の激しいVツインエンジンのバイクや単気筒のオフロードバイクは、激しい振動に晒され続け、時にはナンバープレートを留めているボルト周辺から割れてしまうことがあります。
ナンバープレートは割れてしまうと修正は難しいですし、再交付してもらうのも手間ですよね。
今回はナンバープレートの割れ防止対策を紹介します。
ナンバープレートの割れ対策
今回はオフロードライダーがおすすめする、補強や緩衝材を使用した割れ・曲がりの対策を紹介したいと思います。
オフロードを走るライダーはエンジンの振動だけでなく、地面の凹凸や強烈なアクセルワークにより、ナンバープレートに激しい振動が伝わり続けています。
そんなオフロードライダーの推奨するプレート割れ対策は、高いプレート保護効果があると言えるでしょう。
ナンバープレートホルダーでプレートを保護
ナンバープレートホルダーは名前の通り、ナンバープレートをホールドして取付けるパーツです。
プレートフレームやナンバーステーとも呼ばれますが、同様の目的のパーツです。
プレートの割れに有効なホルダーとしてオススメなのはデイトナのナンバープレートホルダーです。
この製品は他社の製品と比べ、縁が高くナンバープレートを包み込むような形状になっています。
この形状が重要でナンバープレートのみが振動するのではなく、プレートも一体となって振動することによって、ナンバープレートへの負担を軽減してくれます。
このホルダー単純に取り付けるだけでなく、ワンポイントの加工を加えると、更に割れ対策効果が上昇します。
このプレートホルダーのプレートが収まる縁部分に両面テープを貼ります
画像の赤線の部分に両面テープを貼ることで、更にプレートホルダーとプレートが一体となるので振動によるダメージを軽減してくれます。
ボルト留め部分の加工
もう一つの対策はナンバープレートを留めているボルト部分を、大径のナンバー用ボルトに交換する加工です。
ナンバープレートの割れの大半は固定しているボルト付近から発生します。
これは1枚のプレートを2点のボルトで留めることによって、力が集中してしまうことでプレートが割れてしまうと考えられます。
ナンバー用ボルトを使用することで押さえつける面積が増え、ナンバープレートの割れ防止が期待できます。
ナンバープレートが割れてしまったら?
プレートが割れてしまったら修理するのは困難ですので、再交付してもらいましょう。
バイクのナンバープレートは陸運局で再交付することができます。
ナンバープレートの破損の場合は、同じ番号のプレートを再交付してもらうことができます。
また、紛失してしまった場合はプレートの番号を変更しなければなりません。
プレートの再発行には手数料が発生します。
金額は都道府県によって若干異なりますが、2,000程度で再発行が可能です。
再発行に必要な書類
ナンバープレートを再発行してもらうための手順と必要な書類を解説します。
まずは陸運局に行って、自動車登録 番号標再交付申請書、手数料納付書、自動車税申告書を交付してもらいます。
持参していただくものは車検証、理由書、と印鑑です。
再交付に必要な理由書は書式が決まっていません。自作することも可能ですが、ネット上にあるテンプレートを使用すれば簡単に作成できます。
これらの書類を提出すると、1週間程度でナンバープレートを再交付してもらえます。
まとめ
ナンバープレートの割れ対策を紹介してきました。
ナンバープレートは強い振動に晒され続けると、割れてしまうことがありますが、ナンバープレートホルダーや、大径ボルトを使用することで、割れを防止することができます。
もしプレートが割れてしまった場合は陸運局で再交付してもらうことができます。
一見強度がありそうなナンバープレートですが、ふとした衝撃で簡単に割れてしまいます。
プレートの割れ対策をして、大切なナンバーを守りましょう!
ご通読ありがとうございました!
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