燃費ヨシ!価格ヨシ!維持費ヨシ!とコスパの高さから人気の原付バイク
乗ったことのない方からすると、「実際にはどのくらいの金額で維持が出来るの?」「燃費や原付の車体価格は?」と疑問がたくさんあると思います。
今回はそんな疑問に答えるため、原付バイクに乗るにあたって掛かる維持費を詳しく解説します。
原付バイクにかかる主な維持費
結論を先にお伝えしますと、1年間にかかる原付バイクの維持費は
概算ですが年間40,000円程度となります。
原付バイクに乗るにあたって考えられる、主な費用を項目ごとに解説していますので、宜しければご覧ください。
自賠責保険
自賠責保険は、すべての自動車および原動機付自転車の所有者に加入が義務づけられている損害保険です。
自賠責保険料は12ヵ月単位で契約することができ、12ヵ月24ヵ月36ヵ月48ヵ月60ヵ月と契約期間を選択することができます。
契約は期間が長くなるにつれて、年間の保険料が安くなります。
2年間の24ヵ月を契約する方が多く、1年に換算すると4,425円になります。
5年間の60ヵ月では、1年で2,796円になります。
自動車税
自動車税は、用途や総排気量により税額が決まります。
50㏄の自動車税は年間2,000円となっています。
参考までに、250㏄以上のバイクだと6,000円となり、50㏄は自動車税が安くなっていますね。
任意保険
125㏄以下のバイクにはファミリーバイクという特約があり、50㏄にもかけることができます。
この特約は自動車保険に付帯できる特約で、保険料を安く済ませることができ
125㏄以下のバイクに対して、保障を受けることができます。
この特約は自宅に車があり自動車保険に加入しているなら
自動車保険に付帯して加入することができます。
ご自身の車でなくても、ご家族の車にかけている自動車保険に、付帯させることも可能です。
ガソリン代
バイクが走行するうえで、当然燃料が必要となります。
原付バイクは驚異的な低燃費で走行することが可能です。
車種によっても異なりますが、車の燃費が10㎞程度なのに対して、原付バイクは40㎞から60㎞の燃費で走行することが可能です。
消耗品代
50㏄サイズは車体とエンジンが小さいため
エンジンオイル代やタイヤ代を安く済ませることができます。
オイル交換に使用するオイル量も1L程度ですので、ランニングコストを低く抑えるには原付バイクは最適な移動手段と言えます。
可能であれば、オイル交換やメンテナンスを自身で行うことで、工賃を抑えることも可能です。
オイル交換は比較的簡単な作業ですので、挑戦してみて下さい。
年間にかかる維持費
50㏄にかかる維持費を解説してきました。
1年間のトータルを概算ではありますが試算してみます。
通勤でほぼ毎日 往復10㎞の距離を走る想定で計算します。
- ガソリン代 1L150円として 燃費は60㎞とします。
1日10㎞×300日 年間3000㎞走行するとして
1年間のガソリン代は7,500円となります - 自賠責保険は24ヵ月加入で、1年間で4,425円
- 任意保険をファミリーバイク特約で補うとして
保険会社や条件によるので一概には言えないですが
参考までに、筆者のバイクは月額1,000円程度の保険料なので
12ヵ月×1,000円=12,000円 - 自動車税 年間2,000円
- パーツ代、消耗品代
タイヤは2年に1度 オイルは半年に1度交換するとして
タイヤ代10,000円+作業工賃3,000円=13,000円 13,000÷2=6,500円
オイル代金1,000円+作業工賃300円=1,300円 1,300×2=2,600円
タイヤ+オイルで10,000円前後+その他チェーン交換や整備代金で5,000円
年間15,000円程度といったところでしょうか
合計すると、年間の維持費は40,925円程度となります。
これは概算なので、車種や乗り方、走行する距離、消耗品のグレードによって差が発生しますが
年間で40,000円程度の維持費で原付バイクに乗ることができます。
まとめ
原付バイクの維持費について解説してきました。
原付バイクの年間40,000円程度で維持して乗ることができます。
車の年間維持費が数十万になることと比較すると、原付バイクはコストパフォーマンスに優れた移動手段と言えますね。
ぜひ原付購入を検討されている方は参考にしてみて下さい。
ご通読ありがとうございました!
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