車の窓を暗く魅せるスモークフィルム、真っ暗だったり、少し透けていたり、様々な種類があります。
フィルムの色も、黒だけでなくゴールドやミラーなど様々あり
車のイメージに差をつけるような、大きな役割を持っていますね。
スモークフィルムには、車内のプライバシーを守るだけでなく、様々なメリットがあります。
知らずに、スモークフィルムを貼ると違反になることも・・・
今回は、車のスモークフィルムについて解説していきます。
スモークフィルムのメリット
スモークフィルムを貼ることによって3つのメリットがあります。
1 車内のプライバシーを守る
スモークフィルムを貼ることで、車内の状態が車外から見づらくすることができます。
社外から車内が見える数値のことを、可視光線透過率と言い数値が低くなるほど、車内が見えなくなります。
画像は透過率5%のスモークフィルムを使用しています。
外からでは、覗き込んでも全く車内の様子が見えません。
2 紫外線カット機能
近年販売されている、スモークフィルム、カーフィルムには
紫外線カット性能がある製品が、標準になりつつあります。
紫外線カットとは言い換えると、日焼けの防止効果がのことで、スモークフィルムを貼ると
肌の日焼けだけでなく、ダッシュボードやシートの日焼けにも効果があります。
3 遮熱機能
スモークフィルムには遮熱効果を持った製品もあり
フィルムを貼ることで、車内の温度の上昇を抑える効果があります。
遮熱性能は太陽光に含まれる、赤外線をカットすることで、暑さを軽減します。
購入の際にフィルムメーカーの遮熱性能の表記を確認してみましょう。
赤外線カットの数値が高いほど、遮熱の効果も高くなります。
遮熱効果が高くなれば、熱損失率の観点からも、冷暖房が効きやすくなり
少ない電力でエアコンを使用し、快適に過ごすことが出来ます。
フィルムを貼る注意点
窓ガラスの場所や、透過率によって、スモークを貼ると違反になるケースがあります。
フロントガラス、運転席、助手席のガラスにスモークフィルムを貼る際には
透過率70%以上のスモークガラスを使用しなければ、違反になってしまいます。
リアガラスや後部座席のガラスには、透過率の制限はありませんので
仮に透過率0%のスモークフィルムを貼っても違反にはなりません。
スモークフィルムの施工
スモークフィルムは自身で貼り付けることが出来ます。
車種と型式ごとの窓形状に合わせて、切られたフィルムが売られており
以前のスモークフィルムに比べ、個人で貼り付けしやすくなっています。
しかし、近年の車は窓の形状が複雑な車が増えています。
例えば、50系のプリウスPHVのリアガラスはダブルバブルウインドウという形状で湾曲しています。
このような形状は通常の平面ガラスと比較して、貼り付けが難しいです。
複雑な形状や、枚数が多い場合は、カーフィルム施工店に依頼することをオススメします。
自分での施工は不可能ではありませんが、やはりプロの貼ったフィルムは
しわや気泡はもちろん、埃やゴミにも注意した専用の環境で貼り付けをするため
仕上がりに差があります。
DIYで貼る方にオススメのフィルム
施工が難しい特殊な形状のガラスを紹介しました。プロに依頼すれば最高の仕上がりになるのは当然ですが、3万円~7万円の金額になります。
スモークフィルム自体は高価ではなく、料金の大半は施工費となっているので
ご自身でフィルムを購入して施工するならば1000円~3000円の金額で抑えることが可能です。
このフィルムは筆者自身も使用している製品ですが、低価格でフィルムも柔らかく貼りやすいです。
石鹸水を吹き付けて、ヘラなどで気泡を押し出すと、気泡無く綺麗に貼り付けることが出来るのでオススメです。
自分でスモークフィルムを施工するのは少々ハードルが高いですが、焦らず石鹸水やヘラを使ってゆっくりと貼り付けるのが綺麗に施工するポイントです。
スモークフィルムを検討している方は、ぜひ貼り付けに挑戦してみて下さい。
まとめ
外部からの視界を遮り、車内のプライバシーを守るスモークフィルム
色の濃く暗いフィルムではなく、透過率の高い、薄いスモークフィルムでも
遮熱効果や紫外線カットのメリットが得られるので
視界を暗くしたくない方にもフィルムはオススメです!
近年はフィルムの性能も上がり、新たな性能を持つフィルムも販売されています。
快適な車内環境の確保のために
スモークフィルム、カーフィルムの貼り付けを検討してみては、いかがでしょうか?
ご通読ありがとうございました!
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