こんにちは、ざきです!
本日は日中、天気が良く暖かかったので
10年間にわたり庭に置いているベンチを補修して再塗装しました。
スプレーガンの部品も交換したので、ガン調整のついでに
木製ベンチを吹き付け塗装します。
10年以上使用しているベンチ
屋外に放置しているので、ササクレや黒ずみが発生しています。
このまま座ると、ササクレが服に刺さってしまいますし、汚れます。
塗装の必要性
塗装には3つの役割があります。美観 保護 機能です。
- 美観は物を美しく魅せるためです。汚れていた表面を綺麗にします。
- 保護は表面を塗料で覆うことで物を長持ちさせます。
- 機能は塗料の性能により、遮熱や防火の能力を付与します。
今回の作業に置き換えると、見た目を黒く塗り美しく仕上げる
対候性のある塗料で表面を保護する。 ササクレや汚れの付着を防止し、座りやすくする。
こういったメリットが塗装にはあります。
研磨作業
まずは、オービタルサンダーに80番の空研ぎペーパーを取付け
全体を研磨していきます。
この研磨は、汚れやササクレを除去するだけでなく
なめらかな手触りを生む、重要な工程です。
多少削りすぎても問題ないので、ガンガン削ります。
全体のササクレが無くなったら、120番のペーパーに交換し
手触りがなめらかになるまで、研磨します。
研磨が完了したら、木くずをエアブローで除去します。
オービタルサンダーとは
ダブルアクションサンダーとは、パッドの動き方が違い
オービタルサンダーはパッド面が前後に振動し、仕上げ研磨します。
建築の現場で使用されることが多く、床面や柱の仕上げ研磨に適しています。
回転式のサンダーではパッドが当たって研磨出来ない箇所も
オービタルサンダーで研磨することが可能です。
シーラーの塗布
木製の塗装では、シーラーを塗布します。
木は塗料を吸い込んでしまうため、ガサガサになってしまいます。
吸込みを防止するため、塗りムラが出来てしまいますし
ガサガサになって手触りに影響してきます。
シーラーを塗ることで、吸込みを防止できるので
木製の物を塗る際にはシーラーを下地として塗布しましょう。
黒色のシリコン塗料を塗布
建設現場で使用した、外壁用のシリコン塗料が余っていたので
ベンチの塗装に使用します。
本来、自動車用スプレーガンは外壁用のような
粘度の高い塗料を吹き付けるような作りになっていません。
しかし、塗料を希釈して粘度を下げれば
吹き付け可能なので、実践してみます。
塗料を専用シンナーで希釈して、吹き付けできる粘度にします。
まずは、裏面から塗装します。
吐出する塗料は最大にします。
塗装では、塗りにくい所や、後から塗れない所から塗装するのがセオリーです。
このように、ベンチを裏返して
裏面から塗装する方が、手順的に塗りやすいです。
塗料を希釈しているため、色が薄いです。3回ほど重ね塗りをします。
ベンチの隙間は塗料が入りにくく、透けやすいので
角度を付けて、隙間も塗っていきます。
細い隙間を塗る際には、パターンを狭くして塗りましょう。
裏面全体を塗装し終わったら、1時間ほど乾燥させ
表面の塗装に移ります。
この塗料は屋外用のシリコン塗料です。
対候性が良く、直射日光や雨風に強い塗料で
屋外での条件を想定された塗料なので、ベンチなどを
長く保護してくれます。
ベンチ塗装完了
表面も同様に塗装して、完成です。
実際に座る面なので、しっかり塗りこみましょう。
表面のササクレも無くなり、塗装しているので
滑らかな手触りになっています。
僕は整備作業など、日中は庭で過ごすことが多いので
この綺麗になったベンチで食事や軽作業をすると気持ちよさそうです。
このように、屋外に放置していたベンチや椅子を塗装することで
雨風に晒されボロボロになった表面も、綺麗に修繕することができます。
古い物をリペアして、再び使用できるようにする
これもDIYの醍醐味ではないでしょうか?
皆さんも、使う機会の減ったベンチやウッドデッキを
塗装してみてはいかがでしょうか?
ご通読ありがとうございました。
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