キャンプツーリングには、どんなにキャンプ道具を少なく選定しても、大きな荷物を積載することになってしまいます。
多くの荷物を積載するにはシートバッグを使用すると便利で、安定して積載することが出来ます。
荷物が多くなると、比例して重量も増加していくため
シートグバッグ求められる性能はバイクに安定して固定できるかどうかです。
この記事ではバイク歴10年の筆者が購入して失敗したシートバッグと、シートバッグを選ぶポイントを紹介します。
シートバッグとは?
バイクのシートの後方に固定できるバッグのことです。テールバッグやリアバッグと呼ばれることもあります。
シートバッグは通勤や長距離ツーリングなど、用途に合わせた様々な大きさがあり、バッグの容量はリットルで表記されることが多いです。
リアシートに荷物を直接括り付けると、不安定なうえに走行中に落下する危険もありますが、シートバッグを使用すれば安定した積載が可能です。
シートバッグを選ぶ際のポイント
シートバッグを選ぶ際に重要なポイントは、防水性・安定性・容量の3つです。
バイクに積載するバッグですので、防水性の高さはとても重要な要素です。
次に安定性についてですが、多くの荷物を積載する場合は、その分重量も増加するため安定して積載できることが重要です。
安定して固定できないバッグを使用すると、走行中に重心がズレてしまったり、最悪の場合落下してしまいます。
最後に容量ですが、日帰りのツーリングでしたら10L程度が目安と言われています。
10Lあれば雨具や財布スマホを入れることが出来ます。
キャンプツーリングを目的としたシートバッグは60L程度の容量が求められます。
60Lあればキャンプ用品や着替え、食料を積載することが可能です。
買って後悔したバッグ
上記で説明した、選ぶ際に重要なポイントを考えず安さと大きさだけで、筆者は今までキャンプツーリング用に3つのバッグを購入しました。
失敗した商品は紹介しませんが、筆者の経験した失敗を例に解説していきます。
筆者のような無駄な買い物をしないように、参考にしてもらえたら嬉しいです。
シートサイズに適合しないシートバッグ
キャンツー用に初めて購入したシートバッグは、シートバッグとしてだけでなく、リュックにもできる製品でした。
容量は60Lで数千円という価格で販売していたため、即購入しましたが、トラブルが続出してしまいました。
シートバッグが、筆者のバイクに適合せず取付けることが出来ませんでした。
シートバッグを取付ける幅が足りず、付属の紐で固縛しても不安定になってしまいます。
リュック型にもなるので、背負った状態でツーリングに行きましたが、大きいうえに重量もそれなりにありましたので、身体への負担が大きかったです。
シートバッグを購入する際は
バイクに適合するのか、取付けは可能か確認して購入しましょう。
容量の少ないシートバッグ
次に購入したのは頑丈なハードタイプのシートバッグでした。
ハードタイプのシートバッグ自体は良い物なのですが、容量が小さくハードタイプなので、多くの荷物を詰め込むことができませんでした。
結果として、ハードタイプのシートバッグの上に更に荷物を固縛するという、不安定な積載になってしまいました。
バッグの容量と積載する荷物の量をしっかり考慮して
少し大きめのシートバッグを購入しましょう。
オススメはソフトタイプの容量可変機能の付いたシートバッグです。
筆者が使用しているシートバッグ
このシートバッグは現在筆者が使用しているシートバッグです。
このシートバッグの最大の魅力は大容量さと固定方法です。
シートバッグの容量は59Lから可変機能を使用すると75Lとなります。このサイズならばキャンプに必要な道具を収納することが可能です。
さらに下部にはインナーフレームが入っていて、多くの荷物を収納してもバッグの形状が崩れません。
取付け方法についてですが、ベルトとバックルで車体に強固に固縛することができ
シートバッグ一杯に荷物をいれても、安定して走行することが可能です。
筆者が使用して便利と感じた機能は、サイドファスナーです。
シートバッグ上にも積載していた場合、中の荷物を取り出すには積載している荷物を取り外す必要がありますが、サイドのポケットが開くことで、中の荷物を容易に取り出すことが可能です。
まとめ
ツーリングや通勤、キャンプなど幅広く使えるシートバッグについて解説してきました。
シートバッグは用途に応じて、様々な容量があります。
キャンプツーリングには60L程度の容量があるシートバッグがおすすめで、60Lあれば小さくまとめたキャンプ用品を収納することが可能です。
シートバッグを選ぶ際に重要なポイントは、防水性・安定性・容量の3つです。
用途に合わせたシートバッグを購入し、快適なキャンプツーリングを楽しんで下さい!
ご通読ありがとうございました!
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